2024年6月 7日(金)
第219回 社長通信「創業の精神」

社員の皆さん

いつも業務に御尽力いただきありがとうございます。

正栄工業の創業者は、久保正栄(まさひで)で私の父です。

父は、鹿児島の甑島(こしきじま)という離島出身で、

中学校を卒業した後に、名古屋、東京、大阪と職人として働いたと聞きました。

戦後の高度成長期と重なり、仕事はやればやるだけいくらでもあったとのことでした。

そして正栄工業を昭和43年4月に創業しました。

昭和61年6月3日設立で、正栄工業株式会社となりました。

今期で第39期目となります。創業からは56年です。

これだけ長く事業を続けられているのは、創業者をはじめ先代と一緒に働いていただいた諸先輩方々や

取引先様、仕入先様などなど、そして今も支えていただいている社員の皆様のおかげです。

感謝しかありません。本当にありがとうございます。

私も幼少のころから、休みの日には先代に工場に連れられてよく遊んだ記憶があります。

体も大きく産んで育ててくれたおかげで、小中高と休みの時には、仕事の手伝いもよくしていました。

父からよく言われていた言葉でよく覚えているのは、

「人と同じことをしていてはだめだ。人より多く努力しないと成長できない。」

体一つで田舎から都会へ出てきて、会社を立ち上げようというハングリーな精神は創業者ならではです。

ものづくりを通して社会の役に立ちたいという創業の精神を私たちは引き継いでいきます。

家族に自慢できる会社にするために一丸となってやりましょう。

 

正栄工業株式会社
代表取締役
久保 勇樹