2023年3月 3日(金)

第155回 社長通信「いよいよ3月」

社員の皆さん

いつも業務に御尽力いただきありがとうございます。

今期も残すところ2カ月を切りました。4月末決算までもうひと踏ん張りです。

皆さんのおかげで何とか黒字で推移することができております。

しかしながら、油断は禁物です。すれすれの線を推移していますので、

単月毎の収支で赤字に転落することもなくはない状態です。

来期は圧倒的に黒字を確保して期末の2か月ぐらいには、売上が少々落ちようが何があろうが、

黒字には変わりないというぐらいの利益率を高めておきたいものです。

その為には、営業の製造コストの見積りの精度を上げて、逆ざやにならないようにすることが必須です。

製造もこの仕事をどれぐらいの時間までに完成させなければならないかを意識したものづくりをしていかなければなりません。

極端な例を言うと、100円の品物を150円のコストをかけて作っていてももうけはありません。

利益を出せなければ、昇給も賞与もままなりません。

営業と製造がお互いコミュニケーションをとって製造原価を把握していきましょう。

我々は一般企業です。お客様に喜んでいただいてその対価をいただいています。

そしてその対価の中からしか必要経費(給料、賞与など)は捻出できません。

今までもそうですが、これからの時代はもっと厳しい時代になります。

物価がどんどん上がっていく時代の転換期です。値上げ、価格改定の遅れや上げ残しは致命傷になります。

それに勝ち残った者たちだけが、ブルーオーシャンに行けるのです。

もう来期に向けたスタートダッシュができる体制づくりをおこなっていきます。

みんなで力を合わせていい一年にしていきましょう。

家族に自慢できる会社にするために一丸となってやりましょう。

正栄工業株式会社
代表取締役
久保 勇樹