2021年5月7日(金)
第63回 社長通信「第36期」
社員の皆さん
いつも業務に御尽力いただきありがとうございます。
5月1日から正栄工業の第36期が始まりました。実質は昨日6日からの稼働です。社員の皆様、今年一年宜しくお願い致します。
緊急事態宣言の期限も延長されるようです。皆さん一人ひとりの行動を今一度気を引き締めて感染しない対策をとって下さい。
ご自身と家族、仲間、会社を守るためにも我慢を強いますが、宜しくお願い致します。
この一年間、社員の皆様の自粛と感染対策のおかげで、今まで感染者がゼロできております。ワクチンが行き渡るまではこの状態が続きますが、頑張っていきましょう。
一年前の先が全く見えない状況と比べると今年は先の受注が決まる案件も出てきました。まだまだトンネルを抜けたとは言い切れませんが、トンネルの出口が近づいている気配があります。
今期は売上目標を達成させ、利益を出し、皆さんの収入も増やします。その為には、いつも言うことですが、ゴールドスタンダードの品質方針を徹底することです。品質方針には「お客様の立場に立ったモノづくりをし、感動していただける製品の継続的なご提供を目指します」と書かれています。この真逆がミスクレです。お客様満足なく、事業成果は上がりません。当然、皆さんの懐は潤いません。
お客様に不良品が届くのを止める手段は一つです。後工程もお客様と思うことです。自分の工程で必ず検査した「良品のみ」を後工程に渡して下さい。常に自分が最終工程のつもりで、自分のところから先は社外クレームという意識で、自分の仕事に誇りと責任を製品に貼り付けて送り出して下さい。
よく、スーパーで野菜や果物売り場で生産者様の顔写真を付けて売られているのを見かけます。正にこれと同じです。
自信を持って丹精込めて作った生産物をお客様においしくいただいてもらうための顔写真入り保証書のようなものです。
我々も同じです。我々には、毎日作っているものであってもお客様にとっては唯一のものです。それにミスクレームがあってはなりません。 自分だけでなく周りのみんなも厳しい目で社内のミスクレームを根絶させていきましょう。
家族に自慢できる会社にするために一丸となってやりましょう。
正栄工業株式会社
代表取締役
久保 勇樹