2021年4月2日(金)

第58回 社長通信「入社式」

社員の皆さん
いつも業務に御尽力いただきありがとうございます。
毎週金曜日に社長通信と題して皆さんに私の想いや感じたことをお伝えしていくことにしました。
 昨日4月1日に正栄工業株式会社の入社式を行いました。
皆様のおかげで何とか今年も開催することができました。残念ながら退職された社員さんもいますが、今ここにいる社員さんは、この一年を共に乗り越えてきた同志です。
 そして今日新たに、我々の仲間が3名も増えました。正栄工業に入社する決断をして下さった新入社員の皆様には、感謝しかありません。
社員一同が団結すれば、業績の回復は必ずできると信じています。入社された皆様にとって入社式は一生に一度です。入社式を開催できて本当に良かったと思っています。
 松本さんは、高校を卒業したばかりで期待と不安で社会人生活をスタートしますので、森樹弥主任の元で周りの先輩方からのサポートを受けて、技術を身につけて成長してくれることを期待しております。
 松本さんの素晴らしいところは、素直なところです。3月初めに、一度作業着の採寸に来社していただいた時に、「入社までの間に少しでも会社の事を知っておくためにもアルバイトをしませんか?」という問いかけに対して、すぐに「ハイ」という返事をしてくれました。なかなかできる事ではありません。
 その素直で真っすぐな純粋な気持ちをこれからも大切にしていってください。
 また、お母様が入社式にご参加いただき、激励と応援のメッセージをいただき、とても感動しました。
今まで大切に育ててこられたご両親の為にも、私たちが大切に育ててまいります。ご安心ください。
 中辻さんは、新卒とは言っても2年半前からアルバイトで学業と両立をさせながら正栄工業で既に尽力されていますので、即戦力として期待しております。
 また、期待を超える活躍もしてくれております。
しかしながら、中辻さんの能力は無限です。私たち先輩も新入社員ということは頭の片隅に置いてはおきますが、中辻さんがもっともっと活躍して成長してくれるように厳しく共育や指導をしていきます。
 ご両親からのお手紙は、式の前に読ませていただきましたが、私の方が泣いてしまいました。ご両親には、正栄工業に就職して良かったと思っていただけるように今までより一層中辻さんの成長を共に寄り添って共育して参ります。
 最後に高山さんですが、この年と言っては失礼ですがよく転職を決意されて正栄工業に入社していただけたなと本当に嬉しく思っております。
 人前で話すのが苦手で緊張されているのがよくわかりますが、毎日朝礼をしていれば、すぐに慣れて話ができるようになります。
 高山さんの家族に対する愛情や優しさは、高山さんの笑顔を見ればわかります。今までも沢山のご苦労をされ、多くの経験とされたことを正栄工業にもご教授いただきたいと思います。
 特に塗装の技術に関しては、大いに期待をしております。
 ご家族からのお手紙に感極まって代読という形になりましたが、奥様からの深い愛情を感じました。本当に素敵なご家族です。
 実は、高山さんの奥様から私宛にもお手紙を頂戴しました。本当に胸が熱くなる想いで読ませていただきました。高山さんへの愛情あふれるお手紙をいただき私の方こそサプライズをいただきました。
 この度入社いただきました3名の皆様のご家族の愛情を感じて、改めて身の引き締まる想いです。
ご家族に負けない愛情で厳しくも優しく大切に、共に仲間として成長していけるようにはぐくんでいきます。
 新しい仲間が増えて、5月からの正栄工業の新年度に向けて進み始めています。新年度からのスタートダッシュで来期の飛躍を必ず成し遂げます。
 最後に、今後私は「コロナ」を言い訳にしないためにも、「コロナ」という言葉は使いません。いつまでも「コロナ」のせいにしていても何も変わりません。何があろうと起ころうと「前」を向いて進んでいくしか道はありません。
 社員の皆さんも同じ想いで共に力を合わせていきましょう。
 
 家族に自慢できる会社にするために一丸となってやりましょう。

正栄工業株式会社
代表取締役
久保 勇樹